西宮にお住まいの方から2種類のイスの修理を
承りました。
ひとつはインテリアセンター(カンディハウス)
さんの食堂イスです。
布が汚れ、クッションがへたっていますが、
木部はきれいです。
つくりもしっかりしています。
ゆったりとした座り心地のいいイスなので、
これからも使い続けたいと修理を
ご希望されました。
もうひとつはアンティークチェアーです。
5~60年前のイスでしょうか。
クッションはコイルバネと藁です。
もしかするともっと前に作られた
ものかもしれません。
モケット生地はすり減り、バネは外れて、
くたびれてはいますが、
今どきのモダンな家具にはない
オーラのようなものを感じます。
昔の職人さんの気概が表れている
のかもしれません。
置いてあるとお部屋の風格がアップするような
気がします。
生地によってイスのイメージが変わります。
食堂イスは深みのある赤い生地を張り、
スタイリッシュになりました。
アンティークチェアーはモケット生地で
オリジナルに近づけました。
クッションを入れ替えると座り心地が
改善されます。
生まれ変わってこれからも使い続けて
いただけると思います。